行き交う人が皆、マスクをしているのは。。。やはり通常の生活ではないと思います。何か明るく楽しい話題を投稿したいのですが、毎日コロナウィルスのニュースばかりです。

その中で、スポーツジムやヨガスタジオ利用によるウィルスの拡散が注目されています。健康の為に訪れたジムでウィルス感染するのはショックです。お蔭でジムへのお客様の足が遠のくようなことになっては本当に残念なことです。

ここで問題なのは、クルース船から降りた方がスポーツジムを利用したことでしょうか？長期に船の中で缶詰になっていたのですから、下船すれば運動をしたい！というのは当然の感覚でしょう。ジムへ行った方を責めるのは方向が間違っているような気がします。

一方、施設側では会員様であれば来店を拒むことができません。ウィルスが怖ければ、施設をクローズするしかありません。

こんな時こそ、基本に立ち返りトレーナー、インストラクター、受付など関係者が、このウィルスの性質を理解し、恐れず冷静に出来る対応をしっかり行うこと。これしか、お客様の信頼を取り戻すことはできません。

このウィルスは飛沫感染・接触感染します。

お客様が使用したマシンやダンベル、マットなどは都度消毒する必要があります。ドアノブ、照明のスイッチ、トイレのレバーなどはできる限りマメに消毒することも必要です。消毒用のアルコール類は不足していますので、手に入らなければハイターなどの塩素系漂白剤でも消毒剤を作ることが可能ですので、スプレーにして配置して都度使用できるようにします。スタッフはできるかぎりマスク着用、接客ごとの手洗い、うがい励行。

全てのスタッフがウィルスの性質を理解して、基本を徹底的に行っていることをアピールし、お客様に安心して施設を利用していただけるようにしなければなりません。

特にパーソナルを行うトレーナーはお客様との距離が近く、感染の危険もあります。来店されたお客様の事前カウンセリング、健康聞き取りの徹底、接客毎の施設の換気、手洗い、うがい。とにかく出来る事を徹底して行うしかありません。

今は健康を生業としたこの業界の正念場かもしれません。感染せずとも、経済低迷で利用客の減少が予想されます。生き残るために、キーワードはできることを【徹底】すること。

当サロンはお一人様貸切制。利用される方もリピーター様がほとんどで、不特定多数が一気に集まるジムとは違います。しかし、油断せずに感染の元にならないように。そんな事を、考えながら今日はサロン内の除菌をしたのでした。お客様に少しでも安心して来店していただきたい。その為にできることを、常に考えていきたいと思います。